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2011年9月11日 (日)

残余のリスク

 耐震設計審査指針の基本方針において、次のような記述があります。簡略化してあります。

 (1) 耐震設計における地震動の策定について

  「極めてまれな地震動が起きても、住民に著しい放射線被曝を与えないようにしなさい。」と言っています。

 (2) 「残余のリスク」の存在について

 「(1)で想定された地震動を上回る強さの地震動が起きる可能性は否定できない。」と述べ、想定外の地震があることを認めています。この想定外を「残余のリスク」と言っています。

 「設計に当たっては、(残余のリスク)があるので、それを可能な限り小さくするための努力をしなさい」と述べています。

  「残余のリスク」とは、

 「想定された地震動を上回る地震動が施設に影響及ぼし、重大な損傷が発生し、大量の放射性物質が放散され、住民に放射線を被ばくさせるリスク」

 と定義しています。

 これを更に簡略化すれば「想定外の地震があるので、それによる被害を可能な限り小さくするよう努力しなさい」ということです。最後は、努力目標になっています。努力目標だから、原発が壊れても責任ありませんといっているようです。

 このような、指針になったのは、

 反原発派の言う「原発は絶対壊れないか」との質問に対して、「絶対壊れない」とはいえないので、「残余のリスク」と言う表現でごまかしたのだといわれています。そして、国民を原発は壊れないという「安全神話」で洗脳してきました。

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