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2011年9月 6日 (火)

疑問、中電の原発事故防災訓練

 去る9/1、中電は浜岡原発で、社員ら1000人が参加した防災訓練の様子を報道陣に公開しました。前提条件は、M8、震度6強の地震発生、外部電源喪失、海水ポンプによる冷却機能停止です。その訓練内容を見てみましょう。

1 非常用ディーゼル発電機起動。施設が浸水。

2 発電機から配電盤まで、100mの電源ケーブルを接続。

3 津波による漂流物(自転車等)のがれきを大型重機で撤去。

4 外部への放射性物質漏れや水素爆発は想定せず。

以上です。疑問点を列挙します。

1 福島原発事故を見れば、この訓練はお遊びです。以下のことが、これを証明しています。

2 津波による漂流物は自転車程度ですか。

3 福島原発事故を想定して、放射性物質の漏れや水素爆発を、さらに最悪事態である水蒸気爆発も想定すべきです。何せ、直下型地震の可能性が大ですから。以下は行政の役割だと言いたいのでしょう。事故原因の当事者です。原発周辺市町村を含めた合同訓練の必要性を感じます。

4 なぜか住民が除外されています。住民軽視もはなはだしい。原発自身を守るための防災訓練のようです。中電にとっては当たり前か。

5 スピーディによる放射能拡散情報を住民に公表し、住民避難の是非を通報すべきです。

6 福島原発事故発生の翌日、水素爆発は起きました。住民全てを避難させるべく輸送の実施訓練が必要です。具体的には大型バスの手配、御前崎港への輸送船の着岸、被害者の病院搬送等です。

7 最悪事態を想定すれば、風下70km以内の地域は全数死亡、半径110km以内の地域は半数死亡、半径120km以内の地域は著しい急性障害、半径数百km以内の地域は急性障害といわれています。住民避難のシミュレーションをしてみてください。

8 訓練実施4項目以外は知ったことではないというようです。 

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