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2013年5月

2013年5月 1日 (水)

よくわからん 大飯原発 規制基準適合

 4/19、関電は、大飯原発3、4号機が新基準に適合しているとする報告書を原子力規制委員会に提出しました。これを受け、同委員会は新基準に適合しているか否かを6/末までに評価し、安全上の重大な問題がなければ、9月の定期検査まで運転を継続するといいます。以下、安全を主張する関電の根拠を掲げます。

・ 関電の過酷事故への対応策は、①電源車4台の追加、②原子炉に注入する移動ポンプ6台と外部への放射能拡散を防ぐ放水砲2台の整備。

・ 更に、「基準津波」は2.85mと想定。よって、敷地の海抜は9.7mで問題ない。

・ 敷地内に同委員会が指摘するような活断層はない。

・ 中央制御室の隣にある会議室に放射性物質を遮断するフィルターを取り付け、緊急時避難対策所の代用とする。積算被曝量は1週間で14ミリシーベルトで、基準100ミリシーベルト未満を十分満たす。

・ 特定安全施設は17年度に完成。

・ 基準地震動、航空機落下、テロ対策等7項目については未回答。

 それでは、同委員会の再稼働に関する主張はどのように変化していったのでしょうか。以下、追ってみます。

1 発足まもない昨年9/19、同委員長は再稼動について、「①大飯原発については、防災対策もできていないなか、夏の電力受給などを考えた政治的な判断である。基準には抜けがあると思うので今後詰めたい。②(再稼動を判断する)政府の暫定基準を見直すまでゴーサインを出すのは無理。③見直し作業が終わるまで再稼動の判断はしない。④活断層の影響があると判断された原発は再稼動を認めない。」と記者会見で発言(ものぐさ 原子力規制委員会 安全基準の策定 その1)し、政府の定めた暫定基準に疑問を呈しています。

2 同年11/5、大飯原発の敷地内を通る断層「Fー6破砕帯」に活断層(注1)の指摘がされている問題で、同委員会は現地調査をしました。その結果、同断層は12~13万年前以降に動いた可能性が高いことで意見は一致したものの、動いた原因が断層活動でなく、地すべりであるとの意見も出て、結論には至りませんでした(ものぐさ 大飯原発 活断層調査)。専門家の間で、活断層か否かで、意見は真っ二つに分かれました。

3 同委員長は1月、「基準を満たしていない場合は、運転を停止してもらう」と主張。

4 3/19、1つ2つ足りない可能性はあるだろうが、規制基準をクリアできなくても安全上重大な問題でなければ継続を認める(同委員長)。

5 更田委員は3/31、大飯原発3、4号機について、「新たな安全基準の施工時点で(基準を?)満たしていなければ、それ以前に止まっている」と発言。

6 同委員長は「大飯原発の対策は進んでいる。津波より原発の敷地は高い。」と予断をもって発言(注2)。

7 4/19、同委員長は、「定期点検に入った段階で基準適合を求める」と述べ、運転継続を容認。

8 4/20、更田委員は、「緊急時避難対策所が仮設では難しい」と発言。島崎委員長代理は、熊川断層など三つの断層が連動した場合の影響を要求。

 当初、同委員長は暫定基準による大飯原発の再稼働に疑問を呈し、活断層の影響があるとみなされた原発の再稼動は認めない等、勇ましい発言をしていました。ところが、徐々に発言はトーンダウンし、「1つ2つ足りない可能性はあるだろうが、規制基準をクリアできなくても安全上重大な問題でなければ継続を認める」など、とんでもないことを言い出しました。

 継続運転を判断する基準と再稼動を判断する基準が何故異なるのか理解できません。

 更に、活断層について、専門家の間ではグレーです。グレーである場合、(原発は動かさないという)安全側に立った決定をすべきです。

 猶予期間中(例えば、第2制御室などの特定安全施設、フィルター付きベント装置、緊急時対策所など)の事故に対する納得できる対策がなければ、猶予を許すべきではないとの意見もあります。

 結局、原子力村住民の「化けの皮」が剥がれたということでしょうか。どこからか圧力があったのでしょうか。

 4/16、大阪地裁は、関西の住民らが大飯原発の運転停止を求めた仮処分申請を、「合理的な安全基準を満たし、具体的な危険性も認められない」として却下しました。福島原発事故後に国が定めた暫定基準に適合しているというのが、その根拠です。司法は何を見ているのでしょう。住民の原発停止の訴えを退けてきた司法判断の結果が、福島原発事故ではないのですか。

(参考)  大飯原発3、4号機は規制基準に適合するか。私の判断ですが、備忘として記します。

 適合する項目に○、異論のある項目に△、適合しない項目に×、先送り項目に-、私にとって不明な項目を?としました。

× 第2制御室などの特定安全施設(中央制御室のバックアップ、電源や注水機能、非常時の海水利用)。・・・5年の猶予。

× (7日の積算値が100ミリシーベルト以下とする)放射能の遮蔽能力の高い緊急時対策所(免震機能や自家発電機)。・・・完成は2015年

× フィルター付きベント装置。・・・加圧水型原発は当面猶予。

○ 古い原発で使われている可燃性ケーブルの難燃性への交換。

? 延焼を食い止める防火壁。

○ 電源や冷却装置の多重化・多様化(高台への電源車、可搬型ポンプの配備)。

× 外部電源の多重化。(12月完成予定)

△ 活断層(注2)の直上にある重要施設の運転は認めない。

△ 基準津波の大きさに応じた防潮堤(原発ごとに最大津波を想定、防潮堤には高い耐久性を要求)。

- テロによる航空機の衝突を想定。

? 格納容器破損対策(落下した核燃料の冷却手段、水素除去装置)。

- 長期間使用する配管など安全上重要な機器の多重化。

○ 放射性物質の拡散を抑える放水設備(注3)。

○ 重要施設への浸水防止(水密扉)。

- 周辺地下の立体的構造の把握。

 (注1) 12~13万年前以降の活動が否定できなければ、40万年前以降にさかのぼって活断層の是非を判断。

 (注2) 若狭湾には、701年の大宝年間に40m超の津波が押し寄せたとの伝承があります(ものぐさ 野田首相 大飯原発再稼動決定)。

 (注3) 福島原発の事故では放水したにも関わらず放射能は拡散しました。

 

 

 

2013年5月 9日 (木)

敦賀原発破砕帯その後 K断層とG断層

 12/10、現地調査の結果を受けた評価会合で、敦賀原発2号機直下を通る「D-1破砕帯」について、原子力規制委員会は、活断層として活動し浦底断層と同時にずれたと結論付けました(ものぐさ 敦賀原発活断層調査)。しかし、日本原電は活断層と認めていません。

 その後、どうなっているのでしょうか。同委員会のHP「敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合  第4 回評価会合 議事録」から同委員会の指摘事項を抜粋します。

 「浦底断層・・・活断層」から原発敷地内に伸びる「D-1破砕帯・・・正断層」のほか、新たな争点は、前記断層の中間に存在する二本の平行して走る「G断層」と「K断層」です。

 これについて日本原電は、

①「K断層」の上部で12~13万年前頃の火山灰(三原テフラ・・・注1)が検出されており、「K断層」が本地層で活動した形跡は見られない。よって「K断層」は活断層ではない。

②「K断層」は逆断層、「D-1破砕帯」は正断層であり、全く逆の動きをしているので、「K断層」は「D-1断層」と繋がっていない。更に、浦底断層は12~13万年前以降数十回から40回活動しているが、これに対して「D-1破砕帯」の活動はゼロ。よって、二つの断層は連動しない。

③断層を鉛直な断面や水平の断面でモデル化し、浦底断層を強制的にずらしても「D-1破砕帯」はずれない。原子炉建屋なんかではもう全然破壊しないという結論を数値解析は出している。

④広島大学の地質の某専門家は、「G断層」と「D-1破砕帯」は共通する特徴をもち、同じ環境で同じ断層運動によって形成された可能性が高く、「K断層」は断層面の形態・特徴からみて、浅い地下で少数回変位を繰り返した断層で「D-1破砕帯」や「G断層」とは全く性状が異なっており同時に活動した連続する断層とは考えられない、と評価している。

⑤「D-1破砕帯」は活断層ではない。

 これに対し、同委員会の反論を記します。

・ 「K断層」「G断層」「D-1破砕帯」は一連の断層。活動性が非常に高い浦底断層と水平距離で極めて近い位置に「D-1破砕帯」があると、浦底断層の活動に誘発されて活動する可能性が高い。実際の破壊は、あるところが壊れて、それが壊れることによって周辺に力が再分配されて、それが伝播していくという非常に複雑な過程で、日本原電の数値解析は不十分。または、立ち遅れている。

・ 「K断層」の上部が本当に美浜テラフ(⑤層下部に存在)と言えるのか。データが少なく、信頼性が低い。同地層の角閃石(注2)は「含有率が3000カウント」中「1個未満」で非常に少ない。日本原電が主張するK断層にも同じような角閃石が入っており、上下の地層で顕著な差がない。これも断定できない根拠だ。

・ 「K断層」が「D-1破砕帯」の方に向かっていない(南下したK断層は、途中から南東に向きを変える)から一連の断層ではないと主張しても、軟らかい地層の中の話なので、その程度では言い切れない。

・ 「G断層」から「K断層」まで1m基盤がダラダラと高くなり、「K断層」で数十cm基盤に段差がある。「K断層」の段差1.8mは、断層による可能性が非常に高いと普通は考えられる。「G断層」から1~2m高くなる。

・ 肝心なデータが一切出てこなくて、逆断層のことばっかり言うのは、非常に誤解を生じる。「K断層」は横ずれ変位成分を持っていて、そこから上方へ延びていくときに逆断層的なものが延び、それが雁行(斜めに並んでいくこと)するというのはよくあること。10万年前以降動いてないとは言えない。調査未了と言われると、もうこれ以上、議論ができない。

・ 浦底断層の活動によってできた崖のところにたまった堆積物を「K断層」が切っているということは、同じ地下の力の仕組みの中で、「K断層」も浦底断層も動いているという、この重たい事実があるわけです。

・ 一つの露頭あるいは壁面においてのみ、断層と地層の切った、覆われたの関係が確認できているのみでは、「K断層」が12万年前以前のもとは言い切れない。

・ 「K断層」の先端が、地震が発生した当時の地表にまで達するとは言い切れず、地中でせん滅することは、特にがらがらの非常に不均質な地層では考えられる。

・ 「K断層」が浦底断層に非常に近接して分布しているということから、その浦底断層の分岐断層なのか、あるいは断層の活動に伴って誘発されて動くものなのか、それは不明ですけども、ともかく独自に活動するというよりは、恐らく浦底断層の活動に伴って活動する断層であろう。

・ 「K断層」は、近傍の非常に活動的な断層の活動に誘発されて動く断層ですから、例えば過去10万年、10数万年間に動いていないからといって、活動しない断層であるというふうには結論づけられない。

・ 美浜テフラの年代を確定をしようとしているサンプルも、ごく微量でしかないという状況で、何とか年代を入れることが、安全側の判断に結びつくのか。「K断層」は安全だと決めてしまうようなことでいいのか。

・ 活動性の議論については、40万年というところまで遡れば、もうこれはどうしても活断層に入ってしまうというのが私どもの意見。

・ 最も重要なことは活動性の有無という点であり、仮に、正と逆でやや動き方が違うとしても、断層面の傾きについては全く異なるというものでもなく、走向についても概ね一致している。しかも、そのすぐ東隣には浦底断層という非常に活動的な断層もあり、そういった活断層の近傍において、地層も変形をしていたりする局所的な状況も考えたら、そこが逆断層的に動いているということはあり得ない。

 最後に、同委員会側からの象徴的な発言を記載します。

 「K断層」で1.8m、これはまだ確定したわけではないんですけれども、段差のある可能性が私は非常に強いというふうに感じましたけれども、皆さん1.8mって普通の人の身長以上あるんですよ。僕だってないですよ。1.8mってこんなにあるんです。断層の西側、こんな高さでここに「K断層」があって、こっちが断層の東側なんですよ。こんなものがあるんですよ。しかも、1回で30~ 40cmずれるというのですよ、これが。この上に何か物が建っていて、30~ 40cmずれる可能性というのは、私は非常に恐ろしいと思うんですね。

 日本原電は、同委員会側から突っ込まれると、「まだ調査中、これから調査する」と逃げています。都合の悪いデータを隠してしているようにも感じるし、データを小出しにしているようにも感じる。全てのデータが明らかにされていない状態で、同委員会はデータの矛盾点や解析方法の不十分さを指摘しています。

 議事録と4時間以上にもわたる動画を見ることを進めます。報道で明らかにされない事実が出てきます。「大飯原発継続運転容認か」との報道の時には、同委員会の「化けの皮」が剥がれたと批判しましたが、少なくとも敦賀原発の再稼動の評価会合は「ガチンコ」勝負をしているように感じました。

(注1) テフラとは、火山噴火によって放出される砕屑物を意味し、軽石、火山灰、火砕流堆積物などを指す。大規模に噴出したテフラは広い地域に追跡することが可能であり、また噴出の期間も極めて短期間であるので、同時間面として重要な鍵層になる。

(注2) 角閃石・・・ケイ酸塩鉱物

 

 

 

 

2013年5月11日 (土)

田中原子力規制委員長 この頃なんか変よ

 5/8、敦賀原発2号機の直下に活断層があるかについて、田中原子力規制委員長は、「委員会として早急に最終判断を言う必要はない」と述べ、再稼動の申請の受付が始まる7月以降に先送りする可能性に言及しました。

 しかし、会見後、記者団からの真意についての問い合わせが相次ぐと、HP上に「来週15日の敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合で評価がとりまとまった場合、その時点での同委員会としての見解を遅滞なく集約する」との訂正文を掲載しました。

 大飯原発継続運転容認発言といい、「原子力村」の一員であるかのような発言です。原発を再稼動するための規制基準作りだ、との批判もあります。

 原子力規制委員会に関するこれまで経緯をみて見ます。

・ 「福島原発事故についての緊急建言」において、「原子力の平和利用を進めてきた者として、事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」と、述べています(田中氏ら16名)。 (ものぐさ 原子力規制委員会は中立か)・・・2012.4.1

・ 衆院議院運営委員会の理事会で、田中氏は「電力事業者と一線を画した規制行政を必ず実現する。活断層の影響があると判断された原発は再稼動を認めない。40年廃炉ルールについては、安全性にわずかでも曇りがあればちゅうちょなく運転終了を判断する」と述べています(ものぐさ 原子力規制委員会は中立か)・・・2012.8.23

・ 「原子力村」との批判について、「出身や仕事によって十把一からげに判断することには反対だ」と述べ、レッテルを貼られることに反発しました。(ものぐさ 原子力規制委員会 安全基準の策定 その1)。専門家の意見を結集し、科学技術的な結論を出したい。(同委員長発言)・・・2012.9.19

・ 政治的・経済的な要件は一切斟酌しない(更田委員)。・・・2012.9.20

・ (地震と津波に限定した想定がこれでいいのか)ストレステストについては疑問である(同委員長)。・・・2012.9.25

・ 名雪前審議官が敦賀原発活断層についての報告書である未公開草案を日本原電に渡していた問題で、同委員会は、「前審議官個人の問題」だとして、片付けてしまいました(ものぐさ 新安全基準拙速)。・・・2013.2.10前後

・ 原発事故の罪がいかに重いか。二度と事故を起こさないよう、信頼される組織にしたい(同委員長)。・・・2013.3.13

・ 1つ2つ足りない可能性はあるだろうが、規制基準をクリアできなくても安全上重大な問題でなければ大飯原発の運転継続を認める(同委員長 ものぐさ よくわからん 大飯原発 規制基準適合)・・・2013.3.19 

・ 経済産業相が今秋にも停止中の原発が再稼働するとの見通しを示したことに対し、同委員長は「そういうことを気にしないで私たちの考えでやる。申請が来れば速やかに粛々と審査をする、それだけだ」と強調しました。・・・2013.4.24

・ 敦賀原発2号機の直下に活断層があるかについて、同委員長は、「委員会として早急に最終判断を言う必要はない」と述べ、再稼動の申請の受付が始まる7月以降に先送りする可能性に言及しました。・・・2013.5.8 

 就任当時、同委員長は「科学技術的判断のみを考慮し、それ以外のことは判断しない」と発言し、更田委員は「政治的・経済的な要件は一切斟酌しない」と発言していました。

 ところが、第2制御室などの特定安全施設(中央制御室のバックアップ、電源や注水機能、非常時の海水利用)、フィルター付きベント装置等への猶予(ものぐさ 原発 新安全基準にパブリックコメントを・・・地震・津波)、大飯原発運転継続発言、そして今回の敦賀原発活断層発言等どこが科学技術的判断なのでしょうか。5年と言う猶予期間内に地震が来ないと保障できるのですか。これも科学技術的な判断なのですか。理解に苦しみます。

 同委員長は、日本原子力研究開発機構の特別顧問、高度情報科学技術研究機構(旧(財)原子力データセンター)の会長、顧問を歴任し、原子力発電の推進に一貫して関わり、2007年から2009年まで、原子力委員会委員長代理を務めていました。

 そして今は、原子力規制委員長です。随分出世したものです。現在の地位に未練を感じて、政治家の影を感じて腰の引けた発言をし始めたのですか。確かに、敦賀原発廃炉に関わる決断は重たいものがあります。何せ日本原電がつぶれるのですから。しかし、事故以後、貴方は福島まで出向きボランティア活動をし、その悲惨な現状を目の当たりにし、原発を推進してきたことに対する謝罪の弁を述べたのでしょう。そして、重い決断を下さなくてはいけないことを前提に同委員長を引き受けたのではないのですか。日本原電の職員の給料や政府の思惑に配慮するのではなく、国民のために命を懸けてもらいたいのです。安全神話の罠に陥って原子力行政を進めてきた貴方のせめてもの償いです。

2013年5月18日 (土)

敦賀原発廃炉か 原子力規制委員会に圧力 ?

 5/16、「敦賀再稼動は困難」「廃炉公算大」と大きく報道されました。まずは安堵です。

 しかし、一抹の不安を覚えました。調査にあたった原子力規制委員らは、以下のような本音を吐露しています。

・ 日本原電の調査が遅く、進まなかった。

・ 多くのデータは日本原電に依存し、3ヶ月で終わる予定だったが、見通しが立たず不安になった。

・ 重要なデータが日本原電から出てこない。

・ いろいろ圧力があった。だんだんこういう役職を受ける人はいなくなるのではないか

・ ガラス張りの審議でストレスがかかった。バッシングなどで気が滅入ることもあった。

 一方、日本原電は、「結論ありきで、公権力の行使に携わる規制当局として誠に不適切。容認できない」と、徹底抗戦する構えを見せています。

 日本原電自体が意図的に調査を遅らせ、データを小出しにし、同委員会の決定を先延ばしさせ、各方面から圧力が加えられていたことが明らかになりました。その状況が目に浮かびます。圧力は、電力関係、経済界、政治家など原子力村方面からでしょうか。特に、「こういう役職を受ける人はいなくなる」との発言は看過できません。国民の目に見えないところにおける権力者の陰湿な恫喝とも思えるものを感じざるをえません。「原発は安全が第一」と言いながら、一方では圧力をかけています。陰湿かつ卑怯です。同委員会の人達への報復はあるのでしょうか。「無難な結論を出したほうが身のためだ」と感じる専門家も出て来るのでしょうか。不気味です。

 このように十分なデータが明らかにされていない状態で原子力規制委員会はデータの矛盾点や解析方法の不十分さを指摘し、日本原電の論点の矛盾や(安全と主張する)根拠の不十分さを指摘し、冒頭のような結論に達したのです。頭の下がる思いです。まさに、(八百長のない)ガチンコ勝負でした(ものぐさ 敦賀原発破砕帯その後 K断層とG断層)。

 同委員会が各方面からの圧力に屈しないで、公正な評価をするには、どうしたらよいのでしょうか。同委員会のHP上には、各種の会合資料、議事録や会議映像が掲載されています。マスコミ報道されていない生々しい情報や新事実が余すところなく公開されています。国民に対する情報公開は各種圧力に対する大きな抑止力となります。事実が公開されている状況で、安全でもない原発を、さも安全であると称して、ムリヤリ再稼動することなどできないはずです。「心ある報道は真実や安全に対する疑問を国民に投げかけ、国民が小さな声を上げ続けること」が同委員会へのエールとなるはずです。

 福島原発事故の二の舞はゴメンです。故郷をコミュニティを失いたくありません。どうか、「国土と国民の生命財産を守る」と言う高い志をもって、科学技術的判断のみに従って、原発の審査をしてくれることを望みます。科学者・技術者の良心を信じ、成り行きを温かく見守って行きたいと考えます。

 (追記)

 日本原電の(拙速的過ぎるとの)公開質問状に対し、同委員会が、別の専門家や日本原電の意見を聞く場を作ったことが、「同委員会の迷走」と論評しているが、私は、「度量の広い、柔軟な対応であった」と評価します。

 

2013年5月22日 (水)

大飯原発3・4号機 「熊川断層」「FO-A断層」「FO-B断層」の三連動 

 大飯原発周辺には、南東の陸側にある「熊川断層」、北西側の若狭湾内に延びる「FO-A断層」「FO-B断層」の三つの活断層があります。更に、「FO-A断層」の南東端には原発が位置し、敷地内には活断層の疑いのある「Fー6破砕帯」が存在します。

 大飯原発の危険性に関しては、以下2点が上げられています。まず、第一点として「Fー6破砕帯」に活断層の疑いがあることです。もしこれが活断層であるならば、当然原発の継続運転はできず、大飯原発は廃炉になります(ものぐさ 大飯原発 活断層調査)。この問題については、別の機会に譲ります。

 第二点として、冒頭に掲げた3つの活断層が連動(三連動)する可能性が指摘されています。この点について、今回は焦点を当てます。平成25年4月19日に行なわれた、第一回大飯原発3・4号機に関する評価会合議事録(2013.5.1掲載)と各社報道から、その論点を挙げてみます。

 関電は以下のように主張しています。

・ 陸上の熊川断層の3連動を想定しないまま、周辺海底にある二つの断層を想定した基準地震動を700ガルと評価(赤旗 4/20)。

・ 敷地高さが9.7m、設計津波高さは2.85mであるので、基準津波により安全性が損なわれないことはない(議事録)。

・ 「熊川断層」「上林川断層」「FO-A断層」「FO-B断層」の地震を設定し、平成20年から22年にかけての耐震バックチェックで700ガルの基準地震動を策定(議事録)。

・ 「熊川断層」「FO-A断層」「FO-B断層」の三連動については6月までに評価(議事録)。

・ 基準地震動策定のため、ボーリング調査等から地下構造を三次元的に把握し、硬質岩盤を確認。地下構造は成層として深さ4kmまでの地盤モデルを設定している(議事録)。

・ 「熊川断層」の長さを18kmとしていたが、地下探査の結果から14kmに修正。若狭湾内に延びる「FO-A断層」「FO-B断層」との間隔が約15kmと離れており三連動しない(東京 5/11)。

・ 活断層が三連動した場合でも、想定される基準地震動は760ガル。大飯原発での対策で1260ガルまで耐えられることから、「耐震性に問題はない」と主張(NHK 5/10)。

・ 同原発沖の二つの断層約35kmの連動を考慮し、最大の揺れを想定(毎日 5/10)。

 一方、原子力規制委員会は以下のように指摘しています。

・ 小浜湾内において、音波探査による活断層の存在を示す構造を確認した旨の学会発表が最近行われている(議事録)。

・ 地震動評価を行う上で、地下構造を十分に把握して地震動に対する増幅分があれば、これを適切に考慮する必要がある(議事録)。

・ 連動の問題が非常に重要な問題だ。三連動を前提とした計算をお願いしたい。三連動することをまず考えて、基準地震動がどのくらい変わるかということを先に見ておかないといけない(議事録)。

・ 津波波源を適切に設定しているか(議事録)。

・ 産総研等で指摘されている「若狭湾沖の地滑り地形」を考慮しているか(議事録)。

・ 溯上・浸水域を把握しているか(議事録)。

・ 三連動(総延長約63キロ)を前提に揺れを計算するよう求めた(毎日 5/10)。

・ 関電の地下探査の不備を指摘。地形や地質の調査結果を踏まえて「構造的にみても三連動は非常にあり得る」(東京 5/11)。

 同委員会は三連動の可能性を指摘し、関電は、三連動を否定しています。更に、同委員会は地下探査の不備を指摘し、「地下構造を十分に把握して地震動に対する増幅分があれば、これを適切に考慮する必要がある」と述べています。津波の高さも違ったものになるでしょう。断層の長さが63kmと35kmでは、地震動がどの程度違うのでしょうか。断層の長さ(Lkm)とマグニチュード(M)の関係は松田の経験式により

 logL=0.6M-2.9       (1式)

 となっています。更に、マグニチュード(M)と地震のエネルギー(E)ジュールとの関係は、グーテンベルグとリヒター半理論半実験式により

 logE=4.8+1.5M       (2式)

 となっています。

 活断層の距離がL=35kmの場合、M=7.4、E=7.95×10の15乗ジュール。

 活断層の距離がL=63kmの場合、M=7.83、E=3.17×10の16乗ジュール。

 となり、地震のエネルギーは約4倍の違いとなります。

 三連動と評価されたり、地質の調査結果次第では、地震動の大きさが増大し、関電は原発の耐震力の強化や津波対策の見直しを迫られます。そのため、三連動を否定しているのです。

 更に、予防線を張るように、関電は「熊川断層を含めた耐震バックチェックは700ガル」であるとか、「三連動でも想定される基準地震動は760ガルで、対策では1260ガルまで耐えられる」と述べています。約4倍もの地震エネルギーの違いがあるのに何故、三連動の基準地震動は760ガルで収まるのでしょう。地震のエネルギー、加速度、岩盤の質量と断層面のズレとの関係を記しておきます(注1)。関電の数値がころころ変わり、一貫性がありません。何とか誤魔化そうとの思惑があるのでしょうか。

 また、関電は二連動を想定した制御棒の挿入時間を2.16秒と評価していました。基準値2.2秒(注2)までの余裕はたった2%です。三連動では基準値を超えてしまうことは確実です。ところが3/13、制御棒の挿入時間は2.16秒ではなく1.88秒という数字をだしてきました(美浜の会)。三連動と評価されても、基準値2.2秒を超えないよう操作したとも疑われています。

 関電の姑息な側面が透けて見えます。「三連動」「1260ガルの耐震力」「制御棒挿入時間」「基準津波の高さ」について、関電と同委員会の議論を見ていきましょう。もちろん、原発直下の「Fー6破砕帯」も注視しましょう。

 (注1) 

 力の単位N=質量×加速度=kg・m/sの2乗

 仕事(エネルギー)の単位J=力×距離=Nm

 以上の関係から

 仕事=力×距離=(kg・m/sの2乗)×m=(m/sの2乗)×kg・m=加速度×(質量×距離)

 このことから、地震エネルギー(J)は、ある質量を持った岩盤の断層がずれた距離に岩盤の加速度(ガル)を乗じたものと解釈できます。要するに、岩盤の質量が大きく、断層が長く、岩盤の移動する加速度が大きいほど地震エネルギーは大きくなります。

 地震のエネルギーが4倍になった場合、加速度がどの程度増加するのか。良く判りませんでした。

 (注2)  基準を超える原発は動かしてはいけないとのことです。

 関連記事(ものぐさ 大飯原発 三連動 その後

 

 

 

 

 

  

 

 

 

2013年5月25日 (土)

浜岡原発訴訟 傍聴記 津波シミュレーションとH断層系 その5

 5/23、静岡地方裁判所で行なわれた浜岡原発訴訟の第九回口頭弁論を傍聴しました。第八回(ものぐさ 浜岡原発訴訟 傍聴記 回答を引き延ばしするな その4)に続き5回目です。

 朝、10時5分までに裁判所に集合し、行列に並びました。定員オーバーした場合には抽選です。一般傍聴席40人程度に対し、希望者は22人。全員が入廷できました。

 向かって左に原告、右が被告(中電)です。原告側22人程度、被告側20人弱でした。一般傍聴22人、うち女性は1人でした。一般傍聴席に中電関係者と思われる背広姿の人が7人程度いました。裁判用と思われるダンボール箱を持っていたので、たぶんそうでしょう。

 裁判官3人、報道関係者は9人でした。10時30分開廷です。原告からの「求釈明申立書」の提出があり、概略を説明し、わずか30分程度で閉廷でした。

 その後の記者会見で、「求釈明申立書」の写しが配付されました。

 1つ目は、中電が「被告準備書面5」で主張している津波の数値シミュレーションに関する質問です。

・ 津波の発生源たる地震動の具体的設定条件(規模、位置、すべり量、Mw等)を示せ。

・ 海底地形にあたっては、具体的に使用された海底地形図並びに何メートルメッシュで(津波の)シュミレーションをしたのか等を明らかにせよ。

・ 陸上地形にあたっては、具体的陸上地形をどの程度の精密さでシミュレーションしたのか。予定された防波壁を具体的に取り込んでいるのか。その場合、(砂丘による?)遡上効果あるいは運動エネルギーの位置エネルギーへの変換はどのような条件で考慮されているのか(ものぐさ 浜岡原発 津波高さ21mは18mの防潮堤で安全か その2)。

・ 海底地形、陸上地形による(津波の)集積効果や原発の両側に位置する河川の遡上効果、その他特殊な地形による効果はどのような条件で盛り込まれているのか。

・ 以上について、全て具体的な資料を添付の上、回答せよ。

 2つ目は、「H断層系(ものぐさ 浜岡原発 H断層系)には少なくとも約8万年前以降における活動がないことを確認している」との「被告準備書面1」に対する質問です。

・ H断層系について、活断層の全調査につき、調査の具体的日付、場所、内容、調査結果、そのサンプリングされた資料並びに写真等一切の具体的資料を開示せよ。H断層系についてトレンチ発掘調査がなされているか。その場合、位置等詳細な調査結果を回答せよ。

・ 「少なくとも約8万年前」との主張からは、それ以前には活動しているものと読める。何時の年代において活動したのか具体的根拠をもって回答せよ。

 記者会見での捕捉説明は以下の通りです。

・ 中電は安全であると言うのみで、根拠となる具体的なデータを開示していない。

・ (ある原発では?)片方のみのトレンチ調査を提出し、一方は活断層であったとする事例もあった。詳細な調査場所を示す必要がある。

・ H断層系を避けるように原発は敷地内に配置されている(ものぐさ 福島原発のようにきれいな横並びではありません)。

・ (新規制基準ではない)現行基準に対するバックチェックも通っていないのに(平成22年12月6日での状況 原子力規制委員会において対応が検討される予定)、防波壁に1000億円も費やす。安全コストは電気料金に跳ね返る。釈明を求める。社会的批判があっても良いと思う(ものぐさ 記者に向かって言ってるように感じました)。

・ 5号機は水平方向で1916ガル。それでも耐震性は確保できると中電は言っている。垂直方向は回答なし。1000ガルあれば、物が浮き上がる(注1)。停止状態であるからOKと中電は言う(注2)。稼動時に制御棒は入るのか。

・ 興津側上流にアスペリティ(ものぐさ 浜岡原発訴訟 傍聴記(構造の欠陥と海水流入 取水塔 アスペリティ) その3)を置いた場合の東海地震(M8)において、中央防災会議の試算3500ガルを中電は認めた(これは重要だ)。このモデルで浜岡原発は1000ガルの揺れと試算している。浜岡直下にアスペリティを置き、M9の東南海地震が起きればどうなるのか。中電は何故反論しないのか。 

 次回は、8/29、午前10時。中電からの釈明があるのではないか。

(注1) 上下動加速度/水平動加速度が平均的に0.5程度であることを理由として、上下動の最大加速度は水平動の最大加速度の0.5倍の数値を基準とすることとされている。しかし、0.5倍とは、あくまで数多い地震の平均値に過ぎず、地震によっては1を上回るものも存在する。兵庫県南部地震(阪神大震災)でも一部地域で観測されているところである。しかも、「上下動が水平動を上回る観測点は、海岸近くや河川敷など軟弱な地盤が多い。・・・「原告準備書面3」より抜粋。

(注2) 現状の停止状態において、安全性確保に必要な施設(原子炉建屋、基礎地盤、燃料ラック等)への影響を評価した結果、5号機の耐震安全性が確保されていることを確認しました。・・・平成25年4月26日付け「内閣府の公表結果を踏まえた浜岡原子力発電所への地震動の影響評価及び地震対策の検討状況」より抜粋。

  

2013年5月27日 (月)

浜岡原発 H断層系

 先の浜岡原発訴訟の第九回口頭弁論(ものぐさ 浜岡原発訴訟 傍聴記 津波シュミレーションとH断層系 その5)で争点となったH断層系について詳述します。

 「原告準備書面5」の36~37ページには次のように記されています。 

 浜岡原発の敷地には、海岸線にほぼ平行して4本の断層が確認されており、H断層系と呼ばれている。これらの断層は、原子炉建屋に極めて近接して東西を横断しており、仮にこの断層がずれれば、直接的かつ甚大な被害が生ずることが予想される。被告はこのH断層系について、約8万年前以降における活動はないことを確認した、としている。

 しかしながら、活断層の認定については、被告に限らず電力会社各社が極めて恣意的な判定を行っていることは、「原告準備書面3」の32ページ以下で述べたとおりである。被告が原子炉建屋を不規則に配置しているのは、これらの断層を避けるためであったであろうことは、ほぼ確実であり、被告もこれらH断層の影響を恐れていることは明白である。

 また、2006(平成18)年に改訂された耐震設計審査指針においては、活断層の定義について、活動時期を「5万年前以降」から「12万~13万年前以降に拡大されていたが、2012(平成24)年10月23日、原子力規制委員会は、さらにこれを拡大する方針であることを発表した。同委員会の島崎邦彦委員長代理によれば、「地域によって異なるが、日本では40万年間ぐらいは(活断層の動き方は)同じ。現在の指針は金科玉条としない」とのことである。

 以上によれば、被告の主張する「8万年前以降」における活動がないことでは、原子力発電所の審査指針にすら合致していないことは明らかで、浜岡原子力発電所は、安全審査基準をクリアしていない。

 次に、中部電力はHP上でH断層系について次のように述べています。

 浜岡原子力発電所の敷地内にはH断層系と呼ばれる5本の断層が海岸線にほぼ平行して存在することが、ボーリング調査、試掘坑調査により確認されています。詳細な地質調査の結果、H断層系は第四紀後期の活動はなく、地震を起こしたり、地震に伴い動くものではないことを確認しています。

 H断層系とは何でしょう。「原告準備書面5」の36ページの図及び中電資料(「H断層系 原子力規制委員会」で検索できます)の14ページの図からその断層長さと原発との距離を記します。

 Hー1断層  長さ800m弱    5号機南20mの距離

 H-2断層  長さ1500m     5号機北0mの距離         4号機南20mの距離  3号機南0mの距離  

 H-3断層   長さ1500m      4号機北30mの距離       3号機北30mの距離 2号機南0mの距離 

 H-4断層   長さ800m       1号機北30mの距離 

 H-5断層    長さ600m     1号機の北200mの距離 

 驚くほど原発の建屋近くを走っています。断層にはさまれるように原発が建設されています。特に廃炉の決まっていない3~5号機は2本の断層にはさまれるように配置されています。原子力委員会の見解を注視します。

                    

 

2013年5月28日 (火)

5月の庭

000011 5月の庭の全景写真です。新緑がまぶしくなりました。

00095 手前からパンジー、白い花は判りません。奥がサツキです。                             

                               

                                     

                                    

                                    

00050 いらっしゃい。正面にクレマチスが見えます。左下はゲンペイギクです。

00065 ゲンペイギクです。赤と白の花が混在しています。源氏、平氏の壇ノ浦の戦いの様からこの名前がつけられたとも言われています。丈夫な花です。                           

00055 クレマチスです。「つる性植物の女王」とも言われています。剪定しないので、昨年より大きくなりました。アーチとなれば良いのですが。花びらが散ったあとは、小さな丸い竹かごのようなものが残ります。

00044 これはクレマチスの原種です。                

                 

                

                

              

00015 ベンチで休憩してください。左からヤマボウシ、ハナミズキ、高尾モミジが見えます。ハナミズキの実は三角で、ヤマボウシの実は丸です。同じミズキ科です。右手に折れてください。

00083 ボタンです。                      

                             

                             

                              

                       

                             

00051 ベンチに戻ると、正面にシランが見えます。近づいてみます。

00077 シランです。やせた土地でも日陰でもよく育ちます。お茶席でブルーシランを見ました。手に入れたいものです。                                 

                                        

                                                                                   

                               

00025 右はシモツケです。発見地の下野(栃木県)に由来します。ツバキルートを進んでください。

00043 ガマズミです。白い花を多数付け、秋には光沢のある赤い実を付けます。花の蜜を蜂が吸っています。                  

00038 前方にあるのはシャクヤクです。

00036 更に進むとウツギが見えます。近づいてみます。                                     

                         

                           

00035 茎は中空なのでウツギ(空木)と呼ばれます。卯の花とも呼ばれるが、歌にあるような匂いはしません。                     

00064 ツバキルートから戻り、中央ルートを上がります。右手のツワブキは随分と大きくなりました。              

00041_2 左手にはツツジが見えます。花芽ができる8月以降に大きく伸びた徒長枝を冬剪定しました。今年は満足です。                                                                                     

00016_2 ツツジの手前に シャリンバイがあります。名前の由来は、枝が車輪状に出て、花が梅に似ていることによります。 

                            

                                            

                                               

00123 階段を上ると右手はヤマボウシです。

00086 階段の左はサツキです。す。                            

     

   

   

00087更に進むとヘメロカリスです。                  

00018階段を上りきるとゲンペイギクがあります。                                                    

                                                  

            

            

                            

                                                                                                                               

00081 階段を上りきったら、左に進んでください。手前はシラカシで心地よい日陰になっています。左はツツジです。太陽を遮っていたシラカシの枝を大きく間引き、太陽を当てたところ満足な花を付けてくれました。                                                     

00028 右手に、下からツツジ、マツバギク、白いサツキ(ハカタハク)が見えます。花はキク、葉は松葉に似るところからつけられたようです。更に進みます。                                                                              

00071 シダレモミジの下はツツジです。更に進みます。

00019白いツツジ(ミヨノサカエ)と赤いツツジ(ホリカン)です。ミヨノサカエは薄いピンクが混じり少女の恥じらいのようです。         

                                 

                       

00090今年はビワが豊作です。来年は不作、2年に1度の楽しみです。                                          

00061 中央ルートに引き返します。  

 

   

     

           

          

00009前に進むと、紅白のヒラドツツジがあります。                                                     

00030 更に進みます。                            

                                                                       

     

                      

                         

     

                       

00033左下はサツキ(ハカタハク)です。高さ30センチ程で、高くならずに横に広がる傾向が見られます。                

00048カズラの仲間ですが、名前は不明です。          

           

               

00069展望台に向かいます。                

00049 展望台を左に折れ、日陰の庭に向かいます。4月に満開だった花は散ってしまいました。開花している期間は短いものです。                  

00079_2 ニオイバンマツリです。夜に芳香を放つ。開花した日は紫、翌日は薄紫、更にその翌日は、色が抜けて白色になります。

00080 更に進みます。

00011 ナナカマドの花です。                               

                                

              

  

 

      

00074ナンジャモンジャの花です。

00096 4枚の花びらは非対称。名前はわかりません。         

                 

               

              

             

00097 更に進みます。

00101 ギボウシです。日陰のジメジメした所にあり、よく育ちます。                  

                      

                                   

                 

                     

                           

00109 ユキノシタの花が咲いています。

                                  

                                                      

                                                       

                                                      

                                                     

別の場所にご案内します。

 00092ニゲラです。 花は糸状の葉に囲まれるように咲きます。実は風船状にふくらみドライフラワーとしても使えます。 

00093フジの実です。サヤエンドウを小さくしたようです。                                 

 

                                                        

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