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2016年2月18日 (木)

浜岡原発訴訟 傍聴記 その17

 2/4、静岡地方裁判所で行なわれた浜岡原発訴訟の第22回口頭弁論を傍聴した。前回に続き18回目の傍聴となる。

 午前10時5分までに裁判所に集合し、行列に並ぶ。定員オーバーした場合には抽選。一般傍聴席40人程告に対し、希望者は16人程度。全員が入廷できた。

 向かって左に原告、右が被告(中電)。原告側23人程度、被告側15人程度、記者は5人。10時30分開廷。10時31分閉廷。

 原告、被告、裁判官からなる進行協議にj引き続き、記者会見が始る。

 5/19の訴訟で、映画「日本と原発 4年後  監督河合弁護士」の1時間短縮版が放映される予定だ。

<記者会見要旨>

・ 原発事故から5年がたつが、いまだ10万人が避難している。帰りたくても帰れない多くの人がいる。

・ 福井地裁は高浜3・4号機の再稼働を認めた。新規制基準をクリアしている原発は安全だとの立場に立つ。基準地震動が地震の平均像をもとにして策定されていることに裁判所は真摯に向き合っていない。本来なら予想される地震動の最大値で基準地震動を策定すべきである。基準地震動の算出方法は時間切れで作れず、どこまで厳しくするかは裁量次第だ。このように規制基準を作った専門家は言っている。

・ 合理的な避難計画の策定がないことを良しとする規制基準の欠陥について、福井地裁は全く考慮していない。司法は原発事故以前に戻ってしまった。

・ 浜岡原発1号機の着工は1971年。東海地震説があと5年早く言い出されていれば、着工は認められなかった。M9.6の巨大地震を想定しなければならないのに、中電は、独自の判断でM7の地震を想定すれば足りると言っている。

・ 2/3の防災訓練には300人が参加。道路の損壊は考慮されていない。

・ テロ対策が不備であるとする準備書面の提出を予定している。

・ 争点整理の図表を提出する目的は、原告/被告の争点を明確にして、判決に誤解が生じないようにするためだ。

・ 被告の争点整理の図表は公開されないが、原告のものは公開する予定。

次回    5/19 10時30分

次々回  7/21 10時30分

その次  10/11 10時30分

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